73番出釈迦寺~山の麓で良かった 四国88箇所車遍路(71)

2016年05月23日 10:14



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曼荼羅寺を出て緩い坂道を暫く登っていくと、正面の山の中腹に建物が見えてくる。
捨身ヶ嶽禅定と呼ばれる出釈迦寺の奥の院で、以前はあそこに出釈迦寺があった。
江戸時代に麓にも寺が建てられ、1920年に現在の寺が正式な札所になった。

左の山は我拝師山で、72番曼荼羅寺も、73番出釈迦寺も共に山号は我拝師山になっている。
我拝師山・香色山・筆ノ山・中山・火上山は総称して五岳山とよばれ、善通寺の山号屏風浦五岳山はここから取られている。
香色山麓の善通寺はこの山の向こうにある。


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普通、松葉は二叉だがこの松のは三つ叉とされている。


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それは間違いないようだが、子宝とはとっくに縁が切れているので落ち葉は持ち帰らなかった。
(みんなが生えているのを持って帰ってはたちまち坊主になってしまうからだろうが、
生えているのをちぎっては駄目で、落ちているのを拾わないといけないとされている。)



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我拝師山を背後にした大師像。


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9時34分、我拝師山の扁額がある山門に到着


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本堂

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大師堂

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ご本尊は御簾の向こう。


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大師像もお顔の上半分が御簾に隠れている。


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境内は小ぢんまりとしていて、垢抜けず、いかにも四国遍路の寺という雰囲気がある。


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本堂の脇の階段を上がると地蔵堂があり、空海が幼少の頃、
衆生を救えないのであればこの身を滅ぼせと、身を投げた捨身ヶ嶽の遙拝所になっている。


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納教所で通行料500円を出せば車で奥の院・捨身ヶ嶽禅定まで行けるらしいが、パスしておく。

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奥の院の建物も綺麗に維持されているようだ。
投身自殺未遂は、後世創られた伝説なのは明らかだが、その伝説だけでこの寺と奥の院が檀家も無しに成り立っている。
これこそ大師の「ご利益」だろう。




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