満願成就 35番清瀧寺~車遍路最難関札所 四国88箇所車遍路(83)

2016年06月27日 09:59



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青龍寺を出る時にこのタクシー会社に予約を入れておいた。
ここで、バス遍路の参加者で歩いてお参りするのが困難な人がオプションでタクシーに乗り換えて参拝する。
バスもここに駐車して、オプションを使わない人はここから徒歩で参拝する。

遍路ルートの途中の高知市近辺が最後になったのは、この寺の参拝の手段を迷っていたからだ。
寺への参拝道は距離は短いが、道幅が非常に狭い。
対向する場所が用意されているが、そこでも幅はギリギリで数が少ない。
相手が地元の車だと良いが、他府県の車同士だったら下り坂のカーブをバックするという最悪の事態も有りうる。

朝一や納経所が閉まる直前というタイミングを狙う事も考えた。
お遍路最初の寺の焼山寺は、7時45分に着いたがビギナーズラックで往復とも車に出会わなかった。
しかし、他人も同じような事を考えていて結局鉢合わせしてしまうようだし、ビギナーズラックが何度もあるとは思えない。

歩きも考えたが、このタクシー会社以外に適当な駐車場が無い。


ここだけはタクシーを使う事にした。
料金は往復と待ち料金も入れて2000円。
これだけで安心・安全を買えるなら安いものだ。

万一、17時までに納経所に行けなかった場合に備えて1泊予約してある。
万全の体勢で満願成就に臨む。



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この別れ道を左へ取ると車遍路最難関札所へのルートとなる。

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車はプリウスだったが、道幅いっぱいいっぱいだ。
参道はもう1本あるので竹林寺のように一方通行にしてくれれば良いのにと思うが、もう1本の道は切り返しをしないとカーブが回れないらしい。

15時を過ぎていたが、3台の車とすれ違った。
他府県ナンバーの車が先に道幅の広い所でストップしたが、運転手はそこではすれ違い出来ないからこっちへ来いと指示していた。

傾斜が思ったより急で、もし歩いていたら既に6ヵ寺回って疲れた身体では厳しかっただろう。

運転手が、転落事故はしょっちゅうあるが、不思議に死んだという話しは聞かないと言っていた。

お大師様のお蔭という事か。


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15時27分、ラストの清瀧寺に到着。
我々だけで誰もいない。
結局、帰り際に地元の人の軽自動車が1台上がって来ただけで、貸し切り状態だった。

巨大な薬師如来の台座の地下に「戒壇めぐり」が設えられている。
右が本堂で左が大師堂で、2つのお堂は繋がっている。


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辺りの景色が鄙びているので侮ったが、屋根の造りを見ればこれは相当な建物だ。

88箇所霊場会のHPには
『江戸時代には土佐藩主の帰依が厚く、厄除け祈願のために寺領数百石の寄進を受けるなど、七堂伽藍を備え、末寺10数ヶ寺をもつ土佐路の大寺であった。』とある。
さもありなん。


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本尊の薬師如来


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大師堂と本堂の結合部にも何か祀られている。


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本堂の右奥から音がするので行ってみると滝があった。
これが清瀧寺の名前の由来となる滝だろう。


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鐘楼を探して納経所の方へ行く。
本坊には綺麗な庭園が造られている。


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門の反対側に鐘楼があった。



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ここにも穴が設けられている。
木製の蓋があるが音響効果には影響しない。


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標高が130mあるので本坊前の展望台からは土佐市が一望にできる。


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ズームすると仁淀川が広がってきた。


これで帰ってはいけない。まだ大事な場所が残っている。


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車で一気に本堂まで上がってきたが、石段を降りたら仁王門がある。


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天井の睨み龍は地元の画家が奉納されたものだ。
なかなか迫力がある。


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さあ、80段あるこの石段を上がったらいよいよ満願成就だ。



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