007世代

2016年09月14日 07:09



半世紀前、私が中学から高校に上がる頃に、ビートルズと加山雄三と007が一挙に出現した。

その007をゴルゴ13のさいとうたかおが劇画化していた。
1964年に「死ぬのは奴らだ」「サンダーボール作戦」「女王陛下の007」「黄金銃を持つ男」の4作品を書いている。
日本では同年に映画第2作の「ロシアより愛をこめて」が公開され、シリーズ全作の翻訳がやっと出揃ったところだった。

看板のゴルゴシリーズは4年後の1968年に第一作が発表される。
貸本専門の作家から雑誌に足を移した頃だった。

更にこの後0011ナポレオンソロシリーズも劇画化している。
0011シリーズは古本屋で入手したが、007シリーズは古書店でも見かけなくなって久しい幻の作品だった。

昨年12月に復刻されたことを遅まきながら知った。

saito1s.jpg
ゴルゴよりずっと甘い顔で、佐藤まさあきの「影男」(判る人は殆どいないだろうが)に似ている。


saito2s.jpg
原作の内容は知っていたらしいが、ストーリーは別途組み立てたオリジナルになっている。
発表誌が中学生を対象としていた為なのだろうか、「青年」ボンドがやたら格好をつけるのと、ご都合主義のストーリー展開が目につく。
ま、あの頃の漫画や少年向け読み物は押並べてこういう調子だったが。




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