新電力の電力販売量比較

2017年01月30日 18:59



当初800社あった新電力も259社と半分以下になった。
値段だけでスマ電に決めたが、永く続けられるのだろうか。
実際の供給には問題ないと言われているが、ある日突然電力会社を変更しろと言われても困る。

安定性の指標として電力の総販売量と家庭用である低圧電灯の販売量を調べてみた。

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データは2016年9月のもので、低圧電灯の販売量でソートしてある。
全部を掲示する事はできないので、新電力の選定のさいに見知った会社を中心にピックアップし、販売量の低い会社を外した。
関西に供給するが東京圏には供給していない会社は○、
逆に東京圏には供給するが関西には供給していない会社には×を付けている。
無印は両方の地域に供給している。


総販売量の上位8社は既存電力会社であるが、元の供給エリア外では新電力の扱いになる。
その最たるものは東京電力で、料金的にも有力なプランを提示している。

東京ガスや大阪ガスは安定度では東京電力に次ぐものだが、料金的には魅力がない。
(特に大阪ガスのプランは酷い。一度でも比較サイトを見ればメリットが薄いのは一目瞭然なのだが。)
それでもこの2社で新電力の家庭用の3/4を占めているのは、
ガスサービスショップやガスライフバルによる訪問営業の成果だろう。
規模の小さな営業力のない新電力は、より低価格にして残ったパイを奪いあうしかない。
市場は最初から歪んでいる。


関西電力は東京圏に打って出るよりも、供給エリアにeo電気という新電力を作って顧客を防衛する方を選んだ。
しかし通信子会社のケイオプティコムの利用が供給条件になっているのと、
2年目以降はコストメリットが減るので、大阪ガスに食われて当初の目的をはたしていない。


Looop電気はこうして見ると新電力でも販売量の大きな会社だった。
低圧電灯は3割に過ぎず、トータルではeo電気の2.5倍もの電力を販売している。
私の選んだスマ電は低圧電灯ではLooopに大きく遅れをとっているが、総販売量ではほぼ同等だ。
出遅れているのは2度目の価格改定が浸透しておらず、古いデータの評価や評判がそのままになっているからだろう。
最早、提携スーパーのポイント云々は無視していい話だ。
スマ電ではeo電気でも翌日だった時間毎の電力使用量が1~2時間遅れで表示される。
高圧電力の販売で開発したソフトが使えるのだろう。
Looopではこうしたサービスは遅れているらしい。


東京圏で安いと評判のエルピオは総販売量でみると小さい会社のようだ。
今後販売量を増やして成長すればいいのだが。

エルピオより更に安いサニックスは販売量のデータがなかった。要注意か?


坊っちゃん電力は四国電力のブランドかと思ったが、本社は愛媛県松山市にあり、
香川県高松市に本社を置く四国電力とは全く別会社だった。
ここは新電力では珍しい深夜電力プランを持っている。マドンナプランという。
主力は坊っちゃんプランで、赤シャツプラン、山嵐プランというのがある。
コストメリットもあり使ってみたくなる新電力だ。




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