スマ電が安いカラクリ

2017年02月06日 10:12



関西電力の料金システムにはデマンド電力に基づく基本料金や契約料金というものがない。
なので他の地域では契約料金制をとっていても、関西では使わない新電力も多い。

すると料金は電力単価で決まる。
その分単価は高くなる。実際関西電力の単価は高い。
Looopのような均一単価の所もあるが、使用量によって単価が変わる会社が多い。
スマ電はこの従量単価に加えて土日祝日と夜間の単価を安くしている。

土日祝日,夜間(22時~8時) 23.04円
平日昼間420kwまで 25.60円
平日昼間420kw以上 27.10円
の3段階。

Looopは25.00円だけである。
単価だけ見るとLooopの方が安くなるように思う、しかし

土日祝日の他に1/2,1/3等のそれに準ずる日も祝日に入れているので、年の1/3は23.0円になる。
夜間は10時間あるが、時間当りの使用量を昼間の1/2.5とすると平日1日の使用量の1/6は23.04円になる。
従って、月間使用量の(2/3)*(5/6)=5/9の更に420kwを越える分だけが最も高い27.10円の単価になる。


[我家の2015年の月別使用量 単位kw]
1月 1134 2月 932 3月 736 4月 675 5月 599 6月 473
7月 655 8月 778 9月 615 10月 494 11月 610 12月 862

12月から3月と8月以外の月の単価は、ほぼ23.04円~25.60円に収まってしまう。

使用量で最も大きいのは1月の1134kwだが、
1134*(5/9)-420=210
単価が27.10円になるのは月使用量の1/5に過ぎない。

これではLooopが東京圏より更に1円安い単価であっても年間トータルでは敵わない。

また洸陽電気も土日祝日と夜間に安い単価を設定しているが、
従量単価制が無いので、スマ電のような見かけの使用量を圧縮する効果がない。



我家よりもっと使用量が多いと「平日昼間420kw以上 27.10円」が効いてきてLooopの方が安くなるかもしれない。
我家の使用量が丁度スマ電の価格体系に合ったという事なのだろう。



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