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憂鬱な医療
還暦を迎えて、気になるのは自身の健康である。
平均寿命は延びているが、自分で自由にどこでも動き回れる「健康寿命」はそう長くはない。

最近、年寄りが都会の真ん中の高層マンションに住むという。医療のことを考えての事だという。しかし、本当に病院は大丈夫なのだろうか。

スタッフ不足で、夜勤明けのまま勤務する24時間勤務が常態化していると聞く。
疲れればミスが出る可能性は高まるし、高度医療の開発や研修に打ち込む余裕もなくなる。
シンドイ大病院の勤務医を辞めて、開業医になろうとするのは人情であろう。

これを助長しているのが「強制」保険システムである。
名医が手がけようが、藪医者がやろうが、同じ診療行為には同じ報酬しか支払われない。
開業医は自分の手に負えなければ、放り出しても良い事になっている。
事実、私自身、会社を休まねばならない程の不定愁訴に悩まされて、近所の開業医へ行ったことがある。いろいろ検査を外注してくれたが、最後に「私には原因は判りません」で終わり。それでも治療費は健康保険からキチンと支払われた。
会社で言えば、能率的にテキパキ仕事を片付けて定時に帰る社員より、ダラダラと残業を続けて成果の上がらない社員のほうが、残業代で得をするのに似ている。

これでは近い将来、マニュアルのない難病は、高い金を用意して自由診療のアメリカへでも渡らないと治療できない事態も起こりうる。
実は、小生の母は治療法の確立されていないパーキンソン病で亡くなった。その妹である叔母も昨年同じ病気で亡くなった。直接遺伝的要因は無いと言われているが、気休めにしかしていない。

これまでは、企業の手厚い定期検査システムで、「難」を逃れていただけだったのかもしれない。今後は、「予兆」があればいろんな可能性を想定して、紹介状不要の小病院の担当医にまずはチェックしてもらうしかあるまい。

団塊の世代であろうとなかろうと、自分の始末は自分でつけなくっちゃいけない。



なんで、こんな事を書く気になったかというと、昨日の年賀状の書き手から返事を貰った。
視点は若干違うかもしれないが、彼から添付されてきた新聞記事を掲載しておく。
20061101大[1]..-1


デジカメ散歩 | 09:51:44 | Trackback(0) | Comments(0)
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