投稿日:2008-03-11 Tue

右は所有している創元文庫 1966年 28版。 初版は1963年だが、カバーは初版から変わっていない。創元社と早川書房で翻訳権を分け合ったため、一つの出版社でシリーズを揃えることは不可能。
原作は1953年で、フレミングの処女作だった。実に半世紀以上も前の本を映画化している。
左は本に挟まれていた栞で、パロディ版映画の広告になっている。
フレミングは1964年に亡くなっているから、映画は「ドクターノー」と「ロシアより愛をこめて」しか知らなかった。原作者のボンド像は、腕に入れ墨をした「ごっつい」スコットランド人のコネリーとは違っていたようで、不満を述べている。米大統領ケネディが、007シリーズの愛読者だと聞かされて「もっと、真面目なものを読んでもらわなくては困る」と言った話は有名。
ル・シッフルについては「周囲に白目がすっかり現れている目」「ときどきベンゼドリン吸入器から吸入する」とあり、この点でも原作に忠実な描き方がされている。
△ PAGE UP
