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宮脇俊三を偲んで。北海道廃線跡の旅 その2 大夕張鉄道(続編)
アナログハイビジョンの時代に、NHKから「消えた鉄道を歩く」というシリーズで、「汽笛が響いた街夕張」が放送された。録画してあったのを、見直したのが今度の旅のきっかけである。
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宮脇俊三氏が出演している。保存された客車に入って、ストーブ列車について説明しているシーンだ。氏が亡くなったのは2003年だから、10年近く前の制作だろう。
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国道452号線沿いの南夕張駅跡に、放送時と同じく6両編成の列車が保存されていた。残念ながら先頭のラッセル車上部と、3両の客車はブルーシートで覆われていた。放送時には、NHKの「ご威光」でシートを外したのだろう。ラッセル車はともかく、客車の塗装がボロボロに剥がれているのが、映像でよく判った。
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後部の2両の石炭用貨物車は、オープンしてある。元々石炭輸送用の鉄道だから、貨物車両は多量に残ったが、客車は少数しか無かったのだろう。
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3両の客車のうち、最前部の1両以外は中が物置代わりになっていた。ダルマストーブは、どの車両にも無かった。
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ダムの堰堤付近の国道トンネルの外側に、崖を回り込むように造られた小さなトンネルがある。鉄道用のトンネルだろう。立ち入り禁止になっている。
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国道トンネルを抜けると、先程のとは反対側に短いトンネルがある。鉄道の雪避け用だったのだろうか。
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国道の山側に続く線路跡に、コンクリートの囲いを発見。対向線の中のホームへ入る地下道らしい。線路跡はサイクロードなっているが、全くメンテされていない。所々
このような柵が残っている。
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辺りには、ふきのとうが春を告げていた。
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更に進むと鉄橋があった。沢が在ってどうしても回り込めず、やむを得ず造ったような趣だ。
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カーナビには、鹿島がつく町名が次々と表れるが、建物の痕跡すら無い。ずっとこのような荒れ地しか見えない。炭住も、鉱山の設備完全に撤去されている。
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山側に、頂部に三菱のマークが入っている抗口跡を発見。やっと炭鉱の「遺跡」を見ることができた。ここで引き返すことにした。
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帰り道、町の体育館の裏にある殉職者慰霊碑に立ち寄った。1985年、炭内のガス爆発で62名が亡くなった。これが元で三菱南大夕張炭鉱は閉山することになる。
1981年にも、こことは別の北炭夕張新炭鉱でガス爆発があり、多数の死者を出して北炭は倒産・閉山に追い込まれた。鉱内の火が消えず、生存者未確認のまま坑道に水が入れられた。その時の模様は、テレビで見た記憶がある。
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廃線跡紀行としては順序が逆かもしれないが、ここが三菱大夕張鉄道の起点である清水沢駅だ。石炭用の線路が主役で、旅客用の線路は一番向こうに追いやれていた。
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夕張方面。
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清水沢から2駅先のJR終点夕張駅。駅舎は手前にある、ちっちゃな緑色の屋根の建物。ホームも駅舎同様、終点とは思えないほど小振りになっている。
 宮脇氏によると、これは3度目の夕張駅だそうだ。最初はもっと先の炭坑跡で、本物の坑道を使った石炭博物館がある。炭鉱が閉山になると、手前の市役所前へ移転。今度は、後ろのホテルへのアクセスが便利なように、更に手前に移動した。
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ホテルマウントレースイからは、シェルターでシホロカベツ川を渡って直接スキー場に行けるようになっている。、以前来たときは、川の向こうの冷水山の山腹に、北炭の炭住がまだ多く残っていた。今は影も形もない。
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清水沢から夕張とは反対方向へ、3駅行くと新夕張駅に着く。元の「紅葉山」駅標が駅前駐車場の反対側に立っている。旭川を回らずに帯広、釧路方面に行ける石勝線が開通する前は、ここから夕張へ行く夕張線が本線であった。乗っ取られた形で、今は石勝線支線となっている。
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徒然の旅紀行 | 00:44:11 | Trackback(0) | Comments(0)
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