北海道フリーパスで一挙完乗 第2日 その1 士幌線跡探索 

2009年06月18日 09:06

2009/06/08

層雲峡の流星の滝・銀河の滝を見て、国道273号線で十勝三俣へ向かう。
士幌線は帯広から士幌を通って十勝三俣まで伸びていた線で、1987年廃線となった。
糠平から十勝三俣間は、それ以前に代替バス運行に変わっていた。
宮脇作品では「終着駅へ行ってきます」に登場する。この作品に描かれた代替バスの運転手さんは、廃線後も十勝三俣に住み着いて、喫茶店「三俣山荘」を経営している。訪れる鉄道ファンも多いという。



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大雪湖は、石狩川の上流に建設されたロックフィルダムによってできた人造湖である。
ダムの堰堤が国道になっている。停まる車は少ないが、山峡にいきなり現れた湖面は雄大で、いかにも北海道らしい。


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緩やかな坂道を上っていくと、1147メートルの三国峠に到達する。
眼下には、見渡す限り原生林の樹海が拡がる。
国道はここで大きくUターンしている。ループ線を行くように、これから行く道が下に伸びていたり、S字状の松見橋が空中に浮かぶ様が見られる。鉄道では、これだけの絶景になかなかお目にかかれない。


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白樺林の直線道路。流石に北海道の国道は、山の中でも真っ直ぐにつけられている。


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駅周辺は完全に更地になっている。代替バスの車庫も無くなっていた。
木造の廃屋が僅かに残っている。「安全第一」の看板をつけているから、三俣駅の倉庫か何かの建物だったのだろう。


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コーヒーでも飲んでいこうかと思ったが、三俣山荘には「CLOSED」の札がかかっていた。


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去年、タウシュベツ橋梁への行き方を教えて貰った除雪ステーションで車を止める。
建物の裏に、士幌線跡を整備した遊歩道が、白樺林の中に続いている。



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遊歩道を左進んでいくと、連続アーチの第5音更橋梁がある。


今日は時間があるので、もう一度タウシュベツ橋梁を訪れてみようと、林道へ入る。
なぜか標識が無かったが、その答えは直ぐに分かった。林道が閉鎖されている!!!
立て札には、見物に来る車の事故が絶えない為と有る。徒歩なら良いらしいが、橋まで4キロある。
しばらくすると、閉鎖されている区間から車がやって来た。
話を聞いてみると、閉鎖になったのは今年からで、上士幌にある十勝西部森林管理署東大雪支署に行って手続きをすれば鍵を貸して貰えるという。
上士幌まで往復すると3時間はかかる。


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林道が閉鎖された代わりに、国道にミニ駐車場を設けて「タウシュベツ橋梁展望台」への歩道がつけられている。まあ、こっちの方が簡単に見られる訳だけれども、矢っ張りあれは傍で見たい。
去年は5月で、湖が干上がっていたが、今日は程良い深さに水もある。不気味な切り株も隠してくれているだろうに。

「展望台」の先に本物の駐車場があり、トロッコに乗せてくれるとある。
林道を覗き込むと、ちっちな手漕ぎトロッコの傍らにスタッフが退屈そうに立っている。
駐車場には作業に来ているオバサンが2人いるだけで他に誰もいない。
こんな所で客を待っているより、タウシャベツ橋梁への林道で、鍵の貸し出しを有料でやった方が余程儲かるのではないか。



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去年パスした糠平駅跡を訪れる。ここから十勝三俣への代行バスが発車していた。
鉄道資料館を覗いてみようと思ったが、休館となっている。その左開館中の張り紙がある。どちらが正しいのか。いずれにしても今は入れない。



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タウシュベツ橋梁がある、士幌線の旧線を湖底に沈めた糠平ダムに立ち寄る。
堰堤を通って旧道を走ってみようと思ったのだが、ここも通行止めになっていた。



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国道に架かる泉翠橋から、第3音更橋梁を瞥見する。

上士幌にある旧士幌駅へ向かう。畑の中の退屈なドライブが続く。


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士幌駅は、ここで待っていると汽車に乗れそうに思う位、綺麗に保存されていた。
ホーム側の引き戸が開いていたので、駅舎の中に入ってみる。
よく判らないが、これがタブレット閉塞装置という物ではないだろうか。同じ装置が2つ並んでいて、列車がやって来ると、その方向の装置がチンチンと鳴るという。

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