北海道フリーパスで一挙完乗 第2日 その2 旧狩勝線跡探索 

2009年06月19日 08:30

2009/06/08

国道273号線に続いて274号線を辿っていけば札幌に行き着くけれど、新得から国道38号線に入って狩勝峠を越えるルートで旧狩勝線跡を辿る。狩勝峠からの眺めは、肥薩線の矢岳の大観望、篠ノ井線の姥捨てからの信濃平と並んで国鉄の三大車窓と言われていた。しかし、狩勝峠を越える線は余りに勾配がきつくかったため昭和41年に付け替えられた。新線も狩勝峠をトンネルで越えて、より大きなS字カーブを描いているが、旧線よりずっと低い位置で狩勝峠を越えている為、さほどの眺望ではない。

旧線へ入る道を捜しながら国道を登る。坂とは反対にお天気は下り模様だ。ひとまず先に狩勝峠にまで行ってしまうことにした。


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峠はドライブインになっていて、三国峠より開けている。標高は644メートルだが思ったより景色が良い。この真下を1000メートル程のトンネルで越えていた旧線跡を捜すが、見つからない。

引き返して、もう一度旧線跡へ入る道を捜す。
6合目の看板の辺りに怪しげな小道がある。標識も何もないが入ってみる。


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やや開けたところに、こんな看板が立っていた。
急な坂を下りると道は右にカーブしている。
灌木の中で見通しはきかない。車一台がやっと通れる幅だが、車輪跡はついている。
対向車があったり、行き着いた先が狭ければ、1.2キロをバックで走ることになる。


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この道はどこまで続くのかと、不安に駆られながら鬱蒼とした茂みの中を走ると、突然目の前に真っ黒なトンネルが現れる。矢っ張り、線路跡を走ってきたのだ。

左手にトンネルを越えて行けそうな坂道が付いているが、こちらは線路跡ではない。道幅も更に細くなっているように思えるので、ここで引き返す事にする。

廃線跡は、一旦発見してしまうと心強い。「鉄道廃線跡を歩く」に載っていた地図とカーナビを比べると、ゴルフ場の先に新内駅跡が有りそうだ。更に新得側に戻る。


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新内駅跡には、SLに寝台車を連結した列車が展示されていた。
ここで列車ホテルをやっていた事もある。ホームには駅舎も建っているが、これはホテルへユーティリテイを送るベースに使われていた物で、本物の駅舎は築堤の下にあった。というように説明を、そこに居たNPOの人から受けた。


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ここで、旧狩勝線のガイドパンフレットを200円で売っていた。
この地図によると、先ほど見つけたトンネルは狩勝隧道ではなくて、新内隧道らしい。
又、点線で記されている線路跡は車での通行が可能で、大カーブも走れるという。
早速行ってみる。


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⑧地点でゴルフ場に行ってしまわないように気をつけながら、旧線のS字カーブを追う。
道は先ほどのトンネルへ行く道と変わらない。木の枝が線路跡に被さって来る。4駆で走るようなダートだけれど、車高が高いと枝を擦りそうだ。道の真ん中からも蕗が生えていて、車の下でガサゴソ音を立てている。道としてのメンテナンスはされていない。物好きがよく走る為、轍の跡がレール跡と重なって残っているだけだ。事故が多くて閉鎖されたタウシュベツの林道よりずっと狭い。対向車が有れば一巻の終わり。オフシーズンで来訪者が少ないことに総てを託す。


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不安と戦いながら、先の見えない道を走る。カーブが続く先に、ようやく片側が開けた場所に出た。ここが大カーブ地点なのだろう。廃線になって40年以上経つ。木が生い茂って、峠から見たほどの景色ではない。それでも、これが狩勝峠の大展望なのだ。

向きを変える場所は無いのでそのまま進むと、先ほどのトンネルの看板に出遭った。
「開けた場所」は地図に寄れば、駐車場とあった。

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