北海道フリーパスで一挙完乗 第5日  その1 根室本線

2009年06月29日 19:52

2009/06/11

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朝から雨が降っている。抜海の空に浮かぶ利尻富士を期待していたが、難しそうだ。


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富良野というと、北海道の軽井沢のような「おしゃれ」のイメージが強い。
ホテルの窓から見える富良野駅も、三角屋根を持った山小屋風の瀟洒な姿をしている。


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根室本線の主要駅として特急も停車したが、道東への幹線の地位を石勝線に奪われて、富良野駅に停まるのは1~2両編成の各停ばかりだ。
通学の高校生に混じって、新得に向かう。

金山駅を過ぎてトンネルを抜けると、直ぐに短い鉄橋でかなやま湖を渡る。鉄橋は短いけれど、かなやま湖は中々広い。無人駅を一つ過ぎて幌舞駅の幾寅駅に着く。
次の落合駅で列車交換してから狩勝峠越えに入る。一昨日通った石勝線と新狩勝トンネルで合流する。


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新得から引き返し、富良野を通り過ぎて滝川まで行く。駅前には、狩勝峠越えで苦労した機関助手をモチーフにした火夫の像が置かれていた。


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雨が降っているが、次の列車までの待ち時間を利用して「狩勝ポッポの道」へ行ってみる。
新得町が旧狩勝線の路床をJRから買い取って、旧新内駅までの区間を遊歩道にした。起点にはD51が保存されていてSL広場と呼ばれている。残念ながら駅から少し離れているので、訪れる人は少ない。


やってきた快速「狩勝」はヘッドマークも無く、単行の各停と何ら変わる所はない。違うのは走行区間で、5:40に釧路を出発し、帯広から快速となって滝川まで6時間55分走る。
幾つもの信号所を通り過ぎて、再び狩勝トンネルに入る。石勝線とはどこで分岐するのだろうと左窓をじっと見ていると、トンネル内に線路が現れた。トンネルを出ると左側に線路は見あたらない。トンネル内で分岐して、出口は別々になっていた。


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北海道の鉄道は開拓と石炭輸送の為に敷かれた。根室本線も例外ではなく、滝川に着くまでに芦別や赤平の炭鉱町を通る。昨年9月、赤平炭鉱跡へ行く予定をしていたが、暴風雨のため果たせなかった。車窓から何か遺構が見えないかと見渡していたら、赤平駅の手前で竪坑巻き取り機が見えた。こんなも鉄道に近いところで採掘していたのかと却って驚いた。
この立地条件の良さが、一般炭にも拘わらず赤平炭鉱の寿命を長らえさせたのだろう。住友赤平は最後までオーセンティックサンプルを供給していた。



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滝川到着。長い根室本線の全線を走破したことになる。滝川駅は、広い構内に数え切れないほどの側線を抱えた大きな駅だった。古い跨線橋も残っており、鉄道旅の雰囲気が盛り上がる。函館本線と根室本線の2大幹線が合流し、煙を吐きながら蒸気機関車が構内を行き来していた昔日の栄華を偲びつつ、旭川へ向かう。

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