北海道フリーパスで一挙完乗 第5日  その2  宗谷本線

2009年06月30日 18:27

2009/06/11


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街の印象は季節や天気で変わるけれど、駅前から見た旭川の街は意外と小さいという印象を受けた。食事時だが、雨の中を探し歩くのも面倒なので駅でラーメンを食べた。真っ黒な色のスープだが、醤油味でもない独特の味がした。


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特急の先頭車両は皆、「らしい」特徴のあるデザインになっていると思っていたが、ここまで乗ってきた特急スーパーカムイはストンと切り落とされて快速のような顔をしている。ヘッドマークも、電光板を車内にひょいと置いてあるように見える。


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稚内行きの特急サロベツも似たような物だった。乗っている間は見える物ではないので、座席の座り心地がさえよければ文句はないが。


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美深駅の駅舎は、公民館か小ホールのような凝った造りになっている。


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駅舎から一番遠い島ホームからは美幸線の列車が発着していた。廃線になって四半世紀近く経つが、未だに名残を留めている。右手からディーゼル車から入線してきそうだ。


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音威子府という名前だけでどんな所か来てみたくなる。
黒い蕎麦で有名なホームの蕎麦屋は、停車位置から遙かに離れている。一分停車では持ち込みさえ不可能だ。


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初日に車で訪れた名寄を過ぎると、宗谷本線は天塩川に沿って走る。両岸に人工物が見られない。河に護岸壁や堤防が無いのは北海道では普通だが、いつもなら寄り添ってくる道路さえ無い。
原始林を切り開いて2本のレールが敷かれた。その時の風景がそっくりそのまま残っているのではないか。根室本線や釧網本線の海岸沿いも良いけれど、宗谷本線こそ最も北海道らしい路線だと思う。

名寄で創業以来99年の駅弁屋さんが廃業するという。宗谷本線以外にも、名寄本線、深名線と3本もの路線が交わっていた名寄だけれども、今は宗谷本線の1通過駅で、窓の開かない特急主体のダイヤでは客は激減していたのだろう。今年が百年目というのも何かの因果か。



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石油のボーリングで発見された豊富温泉のある豊富駅を過ぎ、台地の上へ登っていく。灌木も無く熊笹の中を終着駅稚内を目指して列車は走る。抜海駅の辺りに「利尻富士」の立て札が有ったが、小雨で島影さえ見えない。


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一つ手前の南稚内で殆どの人が降りた。稚内まで来るのは観光客だけのようだ。
「札幌駅より」に始まり「鹿児島駅より」まで営業距離が書かれて「最果て」を演出している。


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輪留めの向こうは直ぐに駐車場になっている。「日本最北端の駅」にしては素っ気ない。
唯一の高層ビル、全日空ホテルの左に防波堤ドームが見える。


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岸壁に近づくと雨ばかりか風が強くてまともに歩けない。しかし防波堤ドームの中へは風も吹き込まない。現在の物はオリジナルではなく戦後に再建されたものだが、ギリシャ建築のようなデザインは元のままだという。雨風を防ぐ性能もさることながら、よくぞ実用建造物にこれだけの装飾性を持ち込んだものだと感心する。


プチホテルジョイに投宿   朝食付き6800
木造2階建てで、1階の部屋には高い位置に縦長の窓がついている。独房を思わせる暗い部屋だった。稚内では比較的安い宿だが選択を誤った。稚内は観光地で、まともなビジネスホテルはない。南稚内で泊まるべきだった。

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