北海道フリーパスで一挙完乗 第8日  江差線・函館本線

2009年07月07日 19:11

2009/06/14

hokkaidotable6.jpg


P1010448.jpg
昨日は日が暮れてから函館に到着したので、少し早起きして町を見物する。
函館駅は5,6年前に建て替えられて、連絡線の痕跡を全く留めないモダンな建物になっている。


P1010449.jpg
函館駅の左端を奥に進むと連絡線の埠頭に出る。函館本線の0キロポストが残されているが、線路は撤去されてしまって、単なる記念碑にすぎない。


P1010450.jpg
「摩周丸」が係留されて、連絡線の記念館になっている。
摩周丸の右手に、赤と白て゜塗り分けられた函館ドックのクレーンが遠望できる。これも解体が近いそうだ。



函館駅で北斗星を見送った後、江差線を鈍行で江差に向かう。

木古内までは先月通った区間だが、特急と各停では路線の雰囲気も異なる。
無人駅の泉沢駅では国鉄の制服を着た老人が、ホームで花の鉢を展示していた。盆栽ではなくて普通の花だ。列車を降りた人と、花を話題に会話がはずんでいる。勤務していた駅の近くにずっと住んで、今も駅への愛着を捨てきれないのだろうか。

木古内を過ぎるとローカル色が濃くなってくる。やがて田畑が尽きて、列車は林の中へ入る。川に沿って遡上し、分水嶺を短いトンネルで抜ける。スケールは小さいが、風景のパターンは他の北海道の路線と変わらない。
湯ノ岱駅でタブレットが交換される。
上ノ国駅は史跡「勝山館」や「花沢館」への最寄り駅だが、もとより降りる人は無い。
「かみのくに」が神の国に通ずるのでも無いだろうが、真っ赤に毒々しく塗られた寺院が、駅から丘の上まで伽藍を展開していた。


P1010463.jpg
数人の乗客と共に終着江差で降りる。だだっ広い駅前広場に、タクシーが一台だけポツンと駐車している。
日曜日だというのに駅前の食堂は閉まっていて、腹ごしらえが出来ない。売店はもとより無い。観光とは縁のない町なのだろうか。駅のスピーカーから流れてくる江差追分が、何となくもの悲しい。

駅は市街地から離れた丘の上に建っている。
少し歩くと港が見える高台に出た。帆船の三本マストが見える。あれが復元された榎本武陽の開陽丸なのだろう。一緒に降り立った乗客の1人が、確固たる足取りで港へ向かって行ったが、同行しては折り返しの発車に間に合いそうもない。



再び函館駅に戻る。臨時特急が大勢の団体客を吐き出していた。
大沼-七飯間も函館本線が2つに分かれている。ここは特急が上り下りで別の経路を走り分けているので、往復するだけで両方を通過することができる。

長万部から、各停に乗り換えて小樽へ向かう。


P1010472.jpg
倶知安は鉄鉱石と地理で習ったが、それは大昔のこと。ニセコと並んでウインターリゾートの街に変わってた。それにしては野暮ったい駅だが。


P1010473.jpg
長万部と倶知安が並んでいたので、珍しくサボを撮った。

函館本線とは言っても、この区間はディゼルカー1両のローカル線並の路線だ。
車内放送に英語が入るのだけが「本線」らしい。この倶知安を訪れるオーストラリア人向けなのか。しかし、定期券はちゃんと見せろとか整理券を取れという内容を各駅毎に繰り返す必要があるのか。静かな車内に慣れている彼等にとって、迷惑なだけでだろう。

今日も一日曇り空で、羊蹄山は裾野だけしか姿を現さなかった。他の鉄道から見える名山と違って、山の際をぐるりと回って見られるコースだけに残念だった。


P1010476.jpg

P1010479.jpg
以前小樽駅に降り立った時のは、出張の合間で小樽の支店建築を見物して歩いた。昼過ぎに札幌に戻る予定で、駅前の寿司屋へ入ったが、ご飯が冷めるまで待たされた。時間がノンビリと経過していた事もあったのか広場は広々としていた記憶がある。
今度来てみたら、小さな建物がちまちまと建っていて人通りが多い。大阪近辺のJR駅と変わらない。
旅の印象が、訪れた時の時間や理由に左右されるというのは本当だった。


P1010480.jpg
今夜は北海道最後の夜だ。偶々「よさこいソーラ祭」の最終日と重なっているので、大通り公園へ見物に行った。
僅かな観客席は満員で立錐の余地もない。遠くから見ようとしても、舞台を俯瞰できるように造られた、カメラ用の巨大な足場が邪魔になって見られない。周囲の通路は立ち止まらせない規制が厳しくて、写真一枚撮るにも苦労させられた。
結局この祭りは、雪祭り等と違って現地では見られず、家のテレビで鑑賞するように企画されているようだ。




札幌プリンスタワーに投宿   素泊まり7000円
高層階から札幌の夜景を楽しめるかと思ったが、5階で通りの車が煩いだけだった。
北海道の観光シーズンは始まっているが、有名なシティホテルでも客足は鈍いようで、客室効率の良いツアー客ばかりだった。


ここまで8軒のホテルに泊まったが、本州や九州のビジネスホテルでは主流になった冷媒を回す方式の空調は、ホテル京阪札幌だけで、それ以外はダクトでエアーを回す従来の方式のものばかりだった。
冷媒方式は、室内ユニットが露出してしまうが、客室毎の温度設定の自由度が大きい。吹き出し口だけのエアダクト方式では、デジタルで温度設定しても、空気の量を加減するだけだから追随に限界がある。さすがに、このホテルでは少々高めにしても楽々と維持していた。

関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://fugaku2.blog74.fc2.com/tb.php/892-6e9b947a
    この記事へのトラックバック