北海道フリーパスで一挙完乗 第9日  その1 室蘭本線

2009年07月08日 19:53

2009/06/15

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最終日の今日は、苫小牧-岩見沢間に乗って室蘭本線を完乗した後、札沼線に乗る。
札幌駅のホームには発車の15分前に付いたが、既に苫小牧行きの特急を待つ客が長蛇の列を成している。月曜日だから2両しかない自由席は混むのかな。なんとか座れる位置だったので気は楽だ。
ところが入線してきた特急北斗には既に乗客が居る。特急列車を始発駅まで回送する区間、快速として運用する事があるが、該当する列車名は無い。乗客は揃いの制服姿が多い。修学旅行列車に当たったのだ。臨時扱いで、札幌駅よりも手前で乗車させてきたものと見える。
本来指定席に座るべき客が、指定が取れないので早朝から自由席に並んでいたのだった。
発車間際に滑り込んで来た客が、デッキから通路に溢れ込んで来る。それでも車掌は果敢に検札にやって来た。


苫小牧で、岩見沢行きの各停に乗り換える。電車特急が駆け回る苫小牧-長万部間と同じ路線とは思えない程鄙びている。非電化で一部単線区間もある。


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栗山からは栗丘、栗沢と栗の付く駅が続く。
栗山は夕張から伸びてきた、北炭の夕張鉄道が乗り入れていた駅だ。
NHKの番組の中で、名物「栗饅頭」の店主と宮脇さんが、夕張鉄道の跡を眺めていた跨線橋もモダンなデザインの橋に付け替えられている。


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「体躯堂々、色煤けて黒く逞しい」3代目旧岩見沢駅舎は、2000年12月10日未明、漏電による出火で全焼してしまった。蒸気機関車時代を代表する駅は、21世紀を目前にして消え去った。

昨年来た時は、まだ一部工事中だったが、立派な駅に生まれ変わった。
操車場の奥に、煉瓦造りの北炭の岩見沢工場が残っている。地図を見るれば、操車場を大きく迂回しないと行けない。その時間的余裕は取ってある。覚悟を決めて歩き出した。


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ふと見ると、立派な自転車用の自由通路が駅に隣接して造られている。ひっょとするとこれで駅の反対側に出られるかも知れない。


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葛折りのスロープを上がると、美術館の回廊のような幅の広い通路が、真っ直ぐに伸びている。
ここで自転車レースが出来そうだ。地方交付金獲得額日本一の北海道ならではである。



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自由通路から岩見沢駅の全景が見渡せる。
改札が2階なので地下通路でなく跨線橋を使用している。乗客が利用するのはここまでだが、その奥には広大な操車場が拡がっている。
新庄駅のように、列車の編成作業をしなくなって、膨大な敷地を誇った操車場が駐車場やホテルに化けてしまった駅もあるが、ここはまだ現役である。



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五芒星の北炭の社章が未だ残っている。煉瓦造りの巨大な建物は明治26年に建設された。冬の厳しい気候のため痛みが激しいが、今もJRの岩見沢レールセンターとして使用されている。現役の建物なので、内部の見学は出来ない。敷地の回りをグルリと回って外観のみ観察する。



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自由通路のお陰で大幅に時間短縮が出来た。
ばんばの木造の側で、駅弁のかま飯を食べた。ここのかま飯は、容器を返却すると30円キャッシュバックしてくれる。

容器を返してホームへ戻ると、旭川行きのL特急がやって来た。予定より早いけれど、自由席が空いているようなので飛び乗った。


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