危ないパートナーへの誘い

2009年09月02日 17:30

息子の友人が特許事務所に勤めている。
最近、所長からパートナーにならないかと言われたそうだ。
パートナーを訳せば共同経営者、喜んで受け入れれば良さそうなモノだがそうでもないようだ。
その理由は以下のような事では無いだろうか。


その特許事務所は、最近引退した相棒の代わりに、雇っている弁理士を片端からパートナーにしている。
雇人からパートナーに「昇格」させたら、健康保険・年金・雇用保険の1/2負担が無くなる。
逆にこれまでの被雇用者の「身分」がなくなると「厚生」がついていた健康保険・年金が「国民」になり負担が大きくなる。
さらに給与所得控除が無くなり基礎控除だけになる。本物の経営者である所長なら、いろんな経費で落とせるが、身分だけのパートナーなら交通費位ではないだろうか。
最も大きいのは弁理士会へ納める年会費だろう。弁護士会程でないにしても50万程度と聞いてる。
これも負担が所長からパートナーへ移る。

これらの見返りに、収益の配分に預かれるはずなのだが、手数料の自由化以来、薄利多売の業界になっている。これまでの給料から大幅に収入が増えるとは考えられない。所長は雇っている弁理士の人件費削減のために、パートナーの餌をぶら下げたのではないだろうか。
疑似餌の臭いがプンプンする。


経営陣に入ったばかりに貧困に陥るという、この手の話はよく耳にする。


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