ロバート・ラドラム その2 「暗殺のアルゴリズム」

2010年01月16日 17:08

ラドラムの作品はとにかく長い。大抵文庫本3冊になる。登場人物も多く、いろんなエピソードが絡んでくる。取ってつけたようなご都合主義も増えてきて、読むのが嫌になってくる。
その中にあって、晩年のモノは名作だという評判が立っていた。

「暗殺のアルゴリズム」はラドラムの死後に発見された遺作だ。
最後の作品から、読み返してみることにした。

投資会社のアナリストの女性が、莫大な資金を持った慈善団体の理事に招かれる。
この団体の正体が・・・・・という所から話が展開していく。この理事長が0011ナポレオン・ソロ(古い!)によく出てきた、典型的なマッドサイエンティストだから、どうしても先が見えてしまう。

経済に強い女性と諜報員という組み合わせは、ボーン・シリーズと同じ。このセットなら、金と暴力というサスペンスの2大要素をフルに使える。分量はさして厚くない文庫本2冊とラドラムにしてはコンパクト。その分ストーリー展開がスピーディで、飽きを感じる前に大団円に至る。


ラストのどんでん返しを褒める評もある。
しかし犯人を当てるのは難しい事ではない。
では最後の一行の事なのだろうか。
ナンノコトヤラ ワカラナイ?
それは読んでのお楽しみ。


関連記事


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://fugaku2.blog74.fc2.com/tb.php/952-ab264738
    この記事へのトラックバック